40代後半中高年ビジネスマンの外資転職体験記

転職活動のはじまり

私は、外資系大手IT企業に、約20年勤務していたが、
ある日、ポジションクローズを言い渡され、社内の他部門へ異動を試みるも、
八方ふさがりとなり、社内での異動をあきらめざるを得なかった。

 

 

 

社内異動が難しいならば、社外で新しいポジションを探すしかない。
頭では理解しているのだが、突然のポジションクローズであったので、
転職活動への積極性がなく、活動開始のきっかけがつかめない。

 

とにかく、やれることから始めようと考え、応募書類の準備を開始した。
履歴書はすぐに完成したが、職務経歴書にはかなり苦労した。
アラフィフの中高年になると、ビジネスマン生活が長くなり、
記憶が曖昧なところもあり、昔の日記や資料を確認したり、
職務経歴書をまとめるまでにかなりの時間を必要とした。

 

この時点では、あまり深く考えず、これまでの職歴を
時系列にまとめることが精一杯で、このことが大きな失敗を
引き起こすとは考えも及ばなかった。

 

 

●きっかけは、リンクトイン

 

この頃、約1年前に退社した元同僚と食事をすることとなった。
会社の近況や知人の消息など、話は尽きなかった。

 

  「最近の転職活動は、リンクトインだ。
   リンクトインを使いこなさないと、転職できないぞ」

 

と教えられたのだ。
リンクトインの名称ぐらいは知っていたが、その内容については
詳しく知らなかったので、取り急ぎ、本屋で書籍を購入し、
リンクトインについて調べてみることにした。

 

概略を把握したので、早速、リンクトインにユーザー登録を行ったところ、
数日後に、転職エージェントからコンタクトが来た。
こんなに早くコンタクトが来るとは、驚きであり、友人の話は真実のようであった。
その後も、数社の転職エージェントからもコンタクトがあり、
すぐに面談日程を決めたのであった。

 

求職活動の滑り出しは、順調なようであった。

 

 

 サイト管理人 転職エージェントと面談 に続く