40代後半中高年ビジネスマンの外資転職体験記

再び、英語での電話面接

はじめての英語面接は、残念な結果であったが、
英語の面接でもなんとかなるのだという自信がついた。
すると、日系転職エージェントから紹介された外資系IT企業の
求人案件でも、英語での電話面接となったのだ。

 

 

 

ある日、日系転職エージェントから連絡があり、外資系IT企業の
新しい求人案件を紹介された。この外資系IT企業は、ある分野で
急成長している企業であるが、日本法人はまだ小規模であるため、
マーケティング部門がなく、営業活動に特化している。
今回紹介されたのは、インサイドセールスというポジションで、
いわゆるテレセールスの管理職である。

 

私は、外資系IT企業のマーケティング職しか経験が無く、
営業経験が全くないため、このポジションに応募するか否か、
非常に悩んだのだ。考え込んでも仕方がないので、
今回もチャレンジということで応募することを決断した。

 

日系エージェントから応募したところ、英文レジメも必要であると連絡があった。
前回の応募時に英文レジメを更新していたので、すぐに対応できたのである。
数日後、日系エージェントから書類審査を通過したとの連絡が入った。
この時は、外資系は未経験のポジションでもチャンスがあるのだと考えていた。

 

 

●シンガポールとの電話面接

 

日系エージェントへの応募から一週間後に、電話面接が設定された。
面接者は、シンガポールの担当者である。再び、英語での電話面接だ。
英語面接も2社目となると、基本資料は準備してあり、前回の面接を参考に、
比較的スムーズに面接準備をすることができた。

 

この面接者は、APAC(アジア太平洋地区)の人事採用担当だ。
自分の経歴紹介から、転職理由、応募理由などをスムーズに
説明することができ、質問にも上手に対応した。

 

シンガポールの面接者から、今回応募したポジションの他にも
類似のポジションがあるが、どちらを希望するかと質問しされた。
日系エージェントからは、別ポジションの話は聞いておらず、
戸惑ってしまった。それでも、最初に応募したポジションを
希望することを伝えた。最後に、希望年収についても聞かれた。

 

電話回線の不調もあり、聞き取りにくい電話面接であったが、
活発な質疑応答があり、希望年収の質問もあり、別ポジションも
紹介されたので、この面接は通過できるのではないかと考えていた。

 

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一週間後に、日系エージェントから、残念ながら見送りとの連絡があった。
見送りの理由は、「需要喚起などのマーケティング経験は評価するが、
このポジションに最も必要となるセールス経験が無く、必要なスキルを
習得するまでに時間がかかりそうであるため」とのことだ。
営業経験が無いことは分かっていたので、仕方のない結果である。

 

 

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