40代後半中高年ビジネスマンの外資転職体験記

外資系エージェント巡り

外資系転職エージェントを紹介され、各社へのコンタクトを開始した。
紹介されたコンサルタントは、ほとんどが外国人コンサルタントであったので、
英語によるコミュニケーションを中心とした転職エージェント巡りとなった。
それぞれの転職エージェントを訪問してみると、各社それぞれ特色があり、
いままで知らなかった世界が広がった。

 

 

 

転職名人である友人から紹介された10社以上の外資系転職エージェントへ
メールで連絡したところ、数社との電話インタビューを設定することができた。
興味深いことに、外国人コンサルタントは電話インタビューが好みらしい。
外国人コンサルタントとの英語での電話インタビューを何とかをこなし、
数社と面談することとなった。他のエージェントとは、メールで日程を調整し、
ほぼすべてのエージェントとコンタクトできたのだ。

 

ある一日は、3社の転職エージェント訪問となった。
最初に訪問したのは渋谷区の転職エージェントで、
日本人マネージャーと外国人コンサルタントの2名と面談。
次に、港区の外資系エージェントで、数名の外国人との英語の面談。
最後に、千代田区の日系転職エージェントを訪問と、
なかなか忙しい一日であった。

 

その後も、麻布、赤坂、溜池の外資系転職エージェントから、
日系エージェントも含めた転職エージェント巡りが続いた。

 

 

●外資系転職エージェントとの面談

 

外資系転職エージェントとの面談では、

 

 ・職務経歴の説明
 ・退社理由(転職理由)
 ・希望する業種業界
 ・年収など希望条件

 

などを説明し、質問に答えるというのが基本的な面談の流れである。
そして、面談の最後に、求人案件をいくつか紹介される。

 

さすがに、これだけ転職エージェント巡りをしていると、
面談するコンサルタントが、じっくりと経歴や希望を聞くタイプか、
それともすぐに求人案件を紹介したいタイプか、
見分けができるようになってくる。コンサルタントのタイプに合わせて、
説明内容を調整することがポイントである。

 

ここで注意が必要なことは、すぐに求人案件を紹介したがる
外国人コンサルタントは、エージェント経験の少ない人が多く、
自分が担当している企業に、誰でもいいから紹介したいという
タイプの人が多いことである。

 

今回の転職エージェント巡りでも、何度も経験したのである。
あるエージェントでは、面談の最後に、ちょっと時間をくれと
押しかけてきて、自分の担当案件を一方的に説明し、
応募するかしないか、どちらだと問いかけるのであった。
このような、自分の成績にしか関心がない外国人コンサルタントとは、
信頼関係を築くことができないので注意した方が良い。

 

もうひとつ注意すべきことは、別々の外資系転職エージェントから
同じ求人案件を紹介されることがよくあることである。
外資系企業が人材募集をする時は、複数エージェントに依頼するので、
全く同じ求人案件が複数のエージェントから紹介されてしまうのだ。
この場合は、先に紹介されたエージェントから、応募するのが原則である。
もし、ひとつの転職エージェントから応募したら、別のエージェントからは
応募することができないのだ。

 

外資系転職エージェントは、各社それぞれの特色があり、
やはり外資系企業の求人に強いので、外資転職には欠かすことができない。
しかし、そこで働く外国人コンサルタントは千差万別なので、
できるだけ多くのコンサルタントと面談し、信頼できる
外国人コンサルタントを見つけることが大切なのである。

 

 

 サイト管理人 英語での電話面接 に続く