40代後半中高年ビジネスマンの外資転職体験記

今までの転職活動での失敗を振り返って

これまで外資IT企業を中心に転職活動を進めてきたが、全ての応募企業から
採用見送りという結果となってしまい、これまでの転職活動に失敗したのだ。
退職したタイミングで、これまでの転職活動を振り返り、失敗要因を整理した。

 

 

 

 

●外資転職の失敗1:初回面接の失敗

 

最初に応募した外資IT企業の面接は、大失敗であった。
(詳しくは、 最初の面接は大失敗 を参照)

 

転職活動を始めた直後に、転職エージェントから紹介され、
応募してすぐに面接となった。このため、振り返ってみると、
企業研究やそのポジションに求められることなど、
面接の準備全般が不足していたのだ。

 

面接テクニックも未熟であった。
特に、自分の経歴紹介は、どの企業の面接でも必要になるので、
簡潔に、ポイントを絞った説明をしなければならない。
しかし、この面接では冗長でまとまりがない経歴説明を
長々としてしまったことが、最も大きな失敗である。
さらに、面接者の厳しい態度や、答えにくい質問に対する
対応力といった面接テクニックも不十分であった。
今思い出しても情けない、人生で最悪の面接であった。

 

 

●外資転職の失敗2:日系ベンチャー応募の失敗

 

二つ目の失敗は、日系ベンチャー企業の応募だ。
私は、外資系一筋で来たので、日系企業は合わなかったようだ。
最初の面接のような大失敗はなかったが、どうしても入社したいという
熱意やポジティブな態度が足りなかったのだ。

 

どちらの日系ベンチャー企業も、応募した職種が新設ポジションであるため、
求める人物像やスキルが採用側でも決め切れていなかったようだ。
面接者の人柄もよく、今後の成長が見込める企業であっただけに、
積極的な自己アピールを出来なかったことが大きな失敗である。

 

 

●外資転職の失敗3:応募ポジションの失敗

 

最後の失敗は、応募ポジションの失敗だ。
応募したポジションが、今までの経験・実績を活かすことができない
職種であったことが、そもそもの失敗である。

 

採用側の立場で考えれば、未経験もしくは経験の少ない
中高年を採用したいと考えることはない。中高年を採用するからには、
今までの経験や人脈を活用することが目的である。
つまり、キャリアという自分の強みが採用側のニーズと一致していなければ、
採用されることは難しいであろう。

 

転職エージェントが応募を勧めても、自分の強みを活かせる職種でなければ
きっぱりと断る勇気が必要なのかもしれない。

 

 

                       ◇◇◇

 

 

今までの外資系を中心とした転職活動の失敗を振り返ってみると、
結局のところ、自分のキャリアや方向性を明確にできていないことが
最も大きな失敗である。

 

 

サイト管理人 再び、面接失敗 に続く