40代後半中高年ビジネスマンの外資転職体験記

社内応募の厳しい現実

マーケティング部門の社内公募に応募してから、
1週間が経っても何の反応もなく、どうしたことかと不安になっていたところ、
ようやく人事担当の米国人からメールが来た。どうもこの人物が
私の応募を見逃していたらしい。

 

 

 

まあ、担当ベースで仕事が進む、外資系には良くあることである。
面接日程の調整かと思い、軽い気持ちでメールを開くと、
その内容に落胆することとなった。

 

メールには、私が応募したポジションの採用担当マネージャーが、
近々に退職することとなり、私が応募したポジションも募集中止に
なるとのことだ。何度か、この米国人とやり取りをするも、
募集中止は決定事項で、今後も募集する予定はないと断言された。
さらに、マーケティング部門全体も、本社の指示により、
組織の縮小が予定され、追加人員の募集は無いとのことである。

 

私の所属していた営業系のポジションクローズだけではなく、
社内他部門でもポジションクローズが進んでいたとは。
自分の見通しの甘さを反省するしかなかった。

 

 

●再び、社内求人情報を探すが・・・

 

社内イントラネットを、再度、調べたところ、
会社が力を入れている営業関連の募集はあるが、
私の希望するマーケティング職は、ほとんど無いことに気づかされた。
確かに、ここ数年、会社はエンタープライズ企業の営業に注力し、
マーケティング部門を縮小している。
なので、マーケティング職の募集が少ないことは想定していたが、
ここまで少ないとは衝撃であった。

 

社内の異動なら、短期間でスムーズに進むであろうという
淡い望みは簡単に打ち壊された。

 

 

 サイト管理人 最後は、社内人脈 に続く