転職活動のリスタート
日系ITベンチャー企業の面接が、2回とも残念な結果となり、
転職活動が停滞してしまった。次の活動を開始しなければいけないと
頭では考えるのだが、行動に移せない日々が続いていた。
日系ベンチャー企業2社と連続して面接を行ったが、
両社とも見送りという結果となり、モチベーションが下がってしまった。
2社の面接では、面接での大失敗もなく、質疑応答でも的確な
受け答えをしたと考えていたので、なぜ評価されなかったのか
思い当たる原因はなかった。
このため、何を反省し、どのように改善すべきかわからず、
暗中模索であった。こんな時に、新しい求人案件を紹介されると
気持ちを入れ替えられるのだが、残念ながら、どの転職エージェントからも
新しい求人案件の紹介は無かった。
しかし、いつまでも悩んでいる場合ではないので、
まずは職務経歴書と英文レジメの見直しを開始した。
面接で経歴説明をするとき、いくつか話しにくい箇所があった。
また、自分の強みを説明できていないと感じたので、
かなり大きな改訂をすることを決め、その作業を開始した。
◇参考記事 外資系転職に必要な英文レジメとは
●新しい転職エージェントの開拓
この頃、最初の勤務先で同僚だった旧友と、5年ぶりに再会した。
この友人は自分と同世代(アラフィフの中高年)で、
同僚時代には毎晩飲み歩いていた気心のしれた友人である。
彼は、外資系IT企業を何社も渡り歩き、今ではカントリマネージャー
(外資企業の日本支社長)となった転職名人である。
現在の自分の状況を説明し、転職活動中であることを話したところ、
彼の知っている転職エージェントを紹介してもらえることとなった。
数日後、10社以上の転職エージェントを一挙に紹介された。
紹介された転職エージェントは、ほとんどが外資系エージェントで、
すべてのエージェントが初めて名前を聞く転職エージェントであった。
転職名人である彼によると、外資系エージェントには、
社長や役員クラスだけを取り扱うエージェントから、
IT系を専門に取り扱っているエージェントなど、
それぞれ特色があり、求人案件も大きく異なるので、
各エージェントに積極的にコンタクトして欲しいとのことであった。
すぐに、更新した職務経歴書と英文レジメを使って、
各エージェントへのコンタクトを開始したのだ。
外資系エージェント巡り に続く