40代後半中高年ビジネスマンの外資転職体験記

ある中高年の外資系転職体験記

外資系企業に勤務する、あるアラフィフ中高年ビジネスマンが、
突然、ポジションクローズを宣告されたことで、転職活動を
開始せざるを得なくなった経緯を紹介します。

 

中高年ビジネスマンが、なぜ転職活動を開始し、
どのように転職活動を進めたのか、
その実体験をベースに体験記として紹介しています。

 

外資系企業への転職活動されている中高年の方々に、
多少でも参考となれば幸いです。

 

 

※ このサイトの情報は、サイト管理人が転職活動で
  経験したことをベースに記載しています。
  サイト管理人の実体験と個人としての主観による
  情報であることを予めご了承ください。

 

外資転職体験記記事一覧

はじまりは、会議室

ある日、マネージャーから一対一のミーティングが招集された。ミーティング内容も知らされない、突然のミーティングであった。今までに、このような形でのミーティングの経験はなく、何かがありそうだと感じた。ミーティングが始まるとマネージャーは開口一番、 「残念ながら君のポジションは、  ワールドワイドで“ポジ...

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ポジションクローズって何だ

外資系企業では、通常、すべての社員は、何らかのポジションに在籍している。つまり、Aさんがマーケティング部長であれば、Aさんはマーケティング部長というポジションに在籍しているのである。(社長もひとつのポジションである)ポジションクローズとは、あるポジションが何らかの理由でクローズ、つまり削減となること...

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社内応募の厳しい現実

マーケティング部門の社内公募に応募してから、1週間が経っても何の反応もなく、どうしたことかと不安になっていたところ、ようやく人事担当の米国人からメールが来た。どうもこの人物が私の応募を見逃していたらしい。まあ、担当ベースで仕事が進む、外資系には良くあることである。面接日程の調整かと思い、軽い気持ちで...

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最後は、社内人脈

こうなれば、社内人脈を頼りにするしかない。社歴が長いので、キーとなるマーケティング部門のマネージャーとは面識がある。主なマーケティング部門のマネージャーに、相談事があるということでミーティングを依頼した。数人のマネージャーとは、スムーズにミーティングの設定ができたが、あるマネージャーとは、出張や業務...

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転職活動のはじまり

私は、外資系大手IT企業に、約20年勤務していたが、ある日、ポジションクローズを言い渡され、社内の他部門へ異動を試みるも、八方ふさがりとなり、社内での異動をあきらめざるを得なかった。社内異動が難しいならば、社外で新しいポジションを探すしかない。頭では理解しているのだが、突然のポジションクローズであっ...

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転職エージェントと面談

リンクトインを使い始めると、2社の転職エージェントからコンタクトがあり、コンサルタントと面談をすることとなった。前回の転職から20年近くが経っているので、転職エージェントを訪問するのも久しぶりのことだ。最初の面談は、港区にある転職エージェントであった。男性コンサルタントとの面談では、先方の会社紹介に...

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最初の面接は大失敗

最初の転職エージェントから紹介された外資系IT企業に応募することを決断した。転職エージェントへ応募の意思を連絡し、すぐに応募手続きを依頼する。数日後、書類審査を無事に通過し、面接日程もすぐに決まったのだ。今回紹介されたのは、急成長している外資系IT企業で、あるソリューション分野のマーケットリーダーで...

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転職エージェントの開拓

最初の面接に失敗したことで、転職活動への取り組み方を考え直すことにした。自分の希望するポジションを見つけるためには、より多くの転職エージェントにコンタクトすることが重要だと考え、本格的に転職エージェントの開拓をはじめた。最初に、インターネットでエグゼクティブ系の転職エージェントを調べた結果、日系大手...

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手ごたえのない面接

先日電話インタビューした日系の大手転職エージェントから、日系ベンチャー企業の求人案件を紹介された。これまで外資系一筋であったので、日系企業への応募をするべきか悩んだが、これも転職のチャンスと考え、応募することにした。今回の応募でも、書類審査を通過し、面接へ進むことができた。ある日、日系の大手転職エー...

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役員面接で好感触

同じ時期に、別の日系大手転職エージェントから、ITベンチャー企業の求人案件を紹介される。なぜか今度も日系のITベンチャー企業だ。せっかくの紹介であるので、この会社に応募することを即決する。応募から数日で書類審査を通過し、今回も面接へ進むことができた。この転職エージェントは、初回面談の際に、「中高年の...

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転職活動のリスタート

日系ITベンチャー企業の面接が、2回とも残念な結果となり、転職活動が停滞してしまった。次の活動を開始しなければいけないと頭では考えるのだが、行動に移せない日々が続いていた。日系ベンチャー企業2社と連続して面接を行ったが、両社とも見送りという結果となり、モチベーションが下がってしまった。2社の面接では...

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外資系エージェント巡り

外資系転職エージェントを紹介され、各社へのコンタクトを開始した。紹介されたコンサルタントは、ほとんどが外国人コンサルタントであったので、英語によるコミュニケーションを中心とした転職エージェント巡りとなった。それぞれの転職エージェントを訪問してみると、各社それぞれ特色があり、いままで知らなかった世界が...

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英語での電話面接

数週間の外資系転職エージェント巡りがひと段落した頃、ITハードメーカーのグローバルマーケティング職に、外資系転職エージェントから応募することとなった。この外資系転職エージェントは、港区の小さな転職エージェントである。担当の外国人コンサルタントは、日本在住歴が約10年の米国人だ。最初の面談で、3つの求...

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再び、英語面接

はじめての英語面接は、残念な結果であったが、英語の面接でもなんとかなるのだという自信がついた。すると、日系転職エージェントから紹介された外資系IT企業の求人案件でも、英語での電話面接となったのだ。ある日、日系転職エージェントから連絡があり、外資系IT企業の新しい求人案件を紹介された。この外資系IT企...

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とうとう退職

応募するポジションが、自分自身の経験・実績とマッチせず、面接までたどり着いても、結果が出ない状況が続いていた。転職活動が停滞する中で、いよいよ今の勤務先を退職することとなった。未経験職への応募や英語での面接など、自分なりに次の就職先を決めるため努力をしてきたのだが、残念ながらどこの企業からも採用され...

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退職後の手続き

最終出社が終わると、約20年間勤務した外資系企業を離れ、無職の中高年となってしまった。嘆き悲しんでも仕方がないので、粛々と退職に伴う手続きを開始した。最初は、健康保険である。妻子がいるので、保険証を欠かすことはできない。人事担当から勧められた、任意継続の手続きを、健保のWebサイトで確認した。次の勤...

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今までの転職活動の失敗

これまで外資IT企業を中心に転職活動を進めてきたが、全ての応募企業から採用見送りという結果となってしまい、これまでの転職活動に失敗したのだ。退職したタイミングで、これまでの転職活動を振り返り、失敗要因を整理した。●外資転職の失敗1:初回面接の失敗最初に応募した外資IT企業の面接は、大失敗であった。(...

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再び、面接失敗

ポジションクローズにより勤務先を退職し、退職後の手続きがひと段落した時、知人から自社のマーケティング部門に空きポジションがあると連絡があった。約20年勤務した会社を退職し、健康保険や雇用保険などの手続きが完了した時、知人から、社内にマーケティングの空きポジションがあるとの連絡があった。この会社は、日...

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ちぐはぐな面接

知人の推薦で応募したが、厳しい面接を乗り越えることができず、またもや見送りとなってしまった。この面接失敗で落ち込んでいた時、外国人コンサルタントから新しい求人案件を紹介されたのだ。ある日、港区の小さな外資系転職エージェントから連絡があった。はじめての英語面接となった求人案件を紹介された外国人コンサル...

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